いちょう』奈良市:谷村照子

 高さ30m、直径2mほどいうことは、幹まわりにしておよそ6.5m。栃や楠、欅に匹敵する巨木の一角を担うイチョウイチョウの音は原産地の中国語から来るもので、葉が鴨(イ)の脚(チョウ)にそっくりだからです。銀杏と書くのはその実が白く杏に似てのことからとのこと。また、公孫樹と書くのは祖父(公)が植えたものを孫の代になって食べる樹とのことですが、実際には十数年で結実します。

 自家受粉を嫌い雌雄別株で、おしべの花粉は風に乗って旅をし、数㎞も先の雌株と出会って授精するとのこと。黄葉を代表する樹であり、その葉が散った黄色の絨毯は見事というほかありません。落ち葉を本にはさんで栞にすると、本(紙)を食べる紙魚(紙を食べる虫)除けになるらしいですよ。

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