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『藁束』 奈良市: 谷村照子

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 稲刈り跡の田んぼに立てられた藁束です。冬を越した藁束は、来年の春には拡げて鋤き込まれ、田んぼの肥料となるんだそうです。

 この稲藁は畳の床にも利用され、藁床の畳は高級品と位置づけられてきたのですが、大掃除がなくなって、高機密・高断熱の都会の住宅にあってはしばしば虫が発生し、最近ではスタイロやボードを仕込んだ人工の床が主流になってきています。

 年に一度の大掃除復活、畳の虫干し復活を目指す我が社は今でも藁床が主流です。まさか今時畳の虫干しはできないので、床下全周換気で湿気がこもらないようにして、床板に杉材を使い呼吸する家作りをしています。

 これまで一度も虫が湧いたことなどありません。なのに手に入りにくくなった純藁床畳。やがては、准か準藁床で妥協せざるを得なくなるのでしょうかね。

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