樹氷』奈良市:谷村照子

 春立つとは申せ、大寒のなごりが居座る立春初候。山の木々は氷の花が満開、樹氷真っ盛りの候にございます。澄み切った青空に映える樹氷なのですが、木々たちはそんな観賞、感傷に浸っている余裕はないのかも知れませんね。

 異常乾燥が続く冬にあって、空気中の僅かな湿気をも逃がすまいと、身を挺して湿気を捕捉しているけなげな姿……… よ、そしましょう、そんな現実主義的発想で樹氷を眺めては、ロマンが泣くというものですね。

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